団長の思い 5
仕事帰りに紀尾井ホールへ。
「東京女子管弦楽団 第2回定期演奏会」を聴きに来ました。中高吹奏楽部は言うに及ばず、音楽大学(例えば芸大WOでも)女性の方が多くなっているように見えます。当然煽りを受けて在京プロオケでも女性は多くなっており、全ての管楽器で女性奏者を目にします(tubやhn、trbとかね)。そういう意味では「女性だけの管弦楽団」が誕生するのは当然の流れだったのかもしれません。
日本初の女性オケは話題性も高く著名企業をスポンサーに抱え、演奏会当日はNHKの撮影も入ってました。
ともあれ、演奏会の中身ですが、この日の指揮はN響研究員の湯川紘惠。プログラムはローマの謝肉祭、ダッタン人の踊り、チャイコ5番の3曲でした。いづれも管楽器大活躍の名曲ばかり。オケの正団員は少数みたいですが、賛助を入れて60名の編成で良く鳴ってました。印象に残ったのはどの楽器も音色が澄んでいてキレイだという事。チャイコよりはラヴェルとかドビュッシーとかやったらいいんじゃないかと思いました。今回プロは結構鳴らしまくりの曲でしたからね。
東京に新たなプロオケが誕生した事は、嬉しいニュースです。次回演奏会は11月とのこと、注目して行きたいと思います。
帰宅してから「ミートボールのトマトクリームグラタン」の仕込を行いました。おやすみなさい。