懐かしの?ファミコン音楽

「今日はまゆちゃん家ねー」「今日は小山くんの家で!」
子供の頃、学校が終わるとよく友達の家に集まってみんなでファミコンをしたのを覚えています。とは言っても、穴に落ちるとか敵にやられてしまうとか、墜落するとか心臓に悪いものばかリなので、私はおやつを食べながらみんながやっているのを見てばかりでしたが。昭和のファミコン、もしどこかでもう一度できるのならば挑戦してみたいですね。

ファミコンの後、ゲームボーイやスーパーファミコンが次々に発売されたのは覚えていますが、その後もゲーム機はどんどん進化して。いつの間にか音楽も映像もまるで映画のようなクオリティへと変わっていたんですね。2次元の世界でBダッシュだけでも難しかったのに、今のゲームはどうやってコントローラーを操作しているんでしょう。

このゲームの世界では、ゲームそのものと共に音楽も重要な要素となっている気がします。ゲームする時のワクワクした気持ちや緊張感、ハッピーな雰囲気を音楽が効果的に表現していて、音楽があるからこそよりその世界にのめり込んでしまうのではないでしょうか。ゲーム音楽としてだけでなく、その音楽が独立して一つの作品となってしまうような美しい曲も数多くあります。

そして、そんなゲーム音楽の中でも今回私たちが演奏するのが「ドラゴンクエスト」です。ドラゴンクエストⅠからⅢを吹奏楽版にアレンジした組曲で、譜面が配られた時から難しそう、練習大変な事になりそうだという声を聞いていました。私も譜面を開いてみて、その細かい音符で埋め尽くされた黒い譜面にああ、これは…と途方に暮れているところです。

今のゲームではオーケストラに合唱まで入っているような高音質なBGMもありますが、当時のファミコンでは同時に3つまでの音しか出せない制限がありました。それが独特なあのファミコン音楽の懐かしさを感じるところでもあると思います。3音の制限がありながら、あの壮大な世界観を表現するってすごいことだなと改めて感じます。だからこんなに連符やトレモロ、アルペジオが多いのか?

今回私たちは約40名(40音出せる!)でこの曲を演奏するわけですが、その細かい音符たちはもちろんそのまま譜面に残っていて、その時代のホンモノに近いアレンジとなっています。当時のファミコンらしさを残すだけでなく、音の制限がないにしてもこの勢いやスピード感、キラキラした感じを表現するためには欠かせないものなのかなとも思ったりします。

とはいえ、あの聴こえていた電子音の一つひとつを人間の手で再現するというのも大変なんですよねぇ。この曲クリアできたら確実に ‘けいけんち’ アップしそうです。