呼吸にも基本がある?

今回はタイトルが気になって、図書館で借りた本のお話しです。
それは「きほんの呼吸」

著者は呼吸コンサルタント/アスレティックトレーナーという肩書でアスリートを指導している方だそうです。
著者によりますと、

赤ちゃんの頃の呼吸が「きほんの呼吸」であり、誰もが自然に横隔膜を使って呼吸していたのに、大人になるにつれて、様々なことが原因となって
きちんと横隔膜を使って呼吸ができていない。
横隔膜をきちんと使って呼吸ができるようになると、運動時のパフォーマンスが上がりやすい状態をつくることができる。
図や写真などで筋肉や肋骨の動きについて説明されています。

管楽器を吹くひと、歌を歌うひとはこの「きほんの呼吸」ができているひとが多いと言えるかもしれません。

Q&Aコーナーの「歌を歌っているが、タイミングよく息を吸えない、どうしたらいいですか?」という質問に、「まず息を吐き切ることに慣れること。肋骨が下がって横隔膜で呼吸できるようになると歌や楽器では音が変わります」とのことでした。