Symphonie pour Musique d’Harmonie
3曲目「フランス組曲」は既に論文級の素晴らしいブログをアップしておりますので、愚Web隊員の駄感想はとばします。ぜひこちらをお読みくださいませ。
➡➡“フランス組曲を巡るこころ旅”
この“フランス組曲を巡るこころ旅”を読んでから、第2楽章はチーママ!ふじたり!アーリー!ちーちゃん!と思いながら演奏するようになりました。
さて。演奏会第二部として、一作品のみ演奏するのはルノ史上久々でしょうか。
最後の曲は、オーケストラ経験者はさほど感じないと思いますが、経験なしのWeb隊員には、交響曲を演奏しているような感覚がうれしくて、たのしくて、たまらない曲でございます。
その名も「吹奏楽のための交響曲」。
パリ生まれのポール・ロベール・マルセル・フォーシェの作品です。
特に1楽章は序奏を持つソナタ形式で、古典好きなWeb隊員にぴったりはまったのでしょう。
1楽章だけでもよいと思ってしまうくらい。いや、そんなことはないかな。でも1楽章がいちばん個人的にはぐっと来ます。
1楽章終わりで絶対拍手が来ちゃう曲だと思います。(予言。笑)それくらい熱のある1楽章です。
そして、この1楽章合奏練習時に既に何度もWeb隊員は口が緩んでいます。
昨年は本当に色々なことがありすぎて、だからこそ今ここでみんなと一緒に演奏できていることが嬉しくて、、、
の繰り返しで、嬉しいことと辛いことが走馬灯のように巡るところがあります。本番は緩まないように気を付けます。
2楽章は夜想曲。ノクターンです。個人的にはしんどい曲です。真剣です。笑
3楽章はスケルツォ。3拍子でワルツのようです。
一緒に吹いている友人は、花輪君が出てきそうな曲といいます。
たしかに宮殿のようなおうちにお住まいの花輪君、出てくるかもしれません。
Web隊員はTrioが大好きです。
パストラルと書いてあって、ホルンが牧歌的なメロディーを奏でます。
フルートによる鳥のさえずりまで聞こえてきて、とても癒されます。
そのあとの魔法にかかったような変調も好物です。
4楽章が終楽章です。ロンド(輪舞曲)のような雰囲気で、みんなが円になって踊っているような雰囲気で始まります。
途中、ファンファーレが鳴って兵隊さんが登場しそう・・・とこれまた物語をつくれそうな曲に感じます。
今回オールフレンチプログラムを練習してきましたが、フランス音楽は、吹奏楽のための曲であっても、なんだかバレエ音楽のような雰囲気があるなと感じるのでした。
サクソルン属の楽器も必聴です。
無知なWeb隊員は、アドルフ・サックスによって考案された一連の金管楽器群の名称と今回初めて知りました。
普段の演奏会では見られない楽器たちなので、是非楽しみにしていただければと思います。
フォーシェが通っていた頃のパリ音楽院