持ち替えはたいへーん
ユーフォニアムの昨年入団した「齢を食ってる新人」です。
先日の演奏会で、ユーフォニアムの他に「バリトン(Baritone Horn)」を担当しました。
ユーフォニアムと管の長さは同じだけれど、太さが異なり、マウスピースはちょこっと小さめ。
ユーフォニアムより輪郭のはっきりした音が出る楽器です。
(バリトンは英国式、アメリカ式があって色々ややこしいのです。ロータリーのドイツ式なんてのもあります)
管の長さは同じなのに、なんでこんなにコントロールできないのか!! と歯がゆいばかり。
息の吹き込み加減/圧の掛け方がまるで別物。
簡単にオーバーブロウするわ、吹き込み過ぎれば音がパリ~ン
マウスピースと口の当たる角度が微妙にユーフォニアムと違うところもイヤラシイ。
楽器の重心も違えば、構え方も違う。
イントネイションの取り方も違うし(泣き)
約半年ほど、悪戦苦闘しながら吹き込んで挑んだのに、結局のところ本番でコントロールしきれませんでした。トホホ。
ルノの他パートを見渡すと2台の持ち替えは普通で、なんと3台(トランペット、コルネット、フリューゲル)の持ち替えをなさってる方もいる。凄いなぁ と感嘆します。
持ち替えって大変だけど、きっちり仕事ができれば、より楽しみがありそうです。
バリトン、精進しなくっちゃ。
でも、使う機会あるかなぁ。(それは曲次第)